【日経メモ】2021年5月1日
環境経営の裾野の広がりに期待する(社説)
- サプライチェーン全体での環境負荷を低減を目指す動き
- 排出するCO2に価格を設定して脱炭素投資を促すインターナルカーボンプライシングという手法を使う企業が増加
- 環境問題への取り組み次第では調達先を変更するという強い姿勢で納入会社・運送会社に働きかける企業もある
- 大企業のサプライチェーン上の納入会社に多い中小企業は経営が厳しく環境課題よりも自社の利益を優先する傾向が強く、大企業から金銭インセンティブによる強制力を持たせる取り組みは非常に良い
- 環境負荷が企業評価・製品評価に繋がる中で、環境課題への取り組みを評価する法制度が整備されるまでの期間に環境課題に消極的でコスト削減に精を出す企業とどう戦うかは課題、大企業に対しては国からの素早いインセンティブ設計が必要だと考える
- 欧米と日本と途上国で環境課題への取り組みを評価する法整備のスピードが異なる中で国際的に活躍する企業はどこを基準に環境対策を重視するか?
「本物」保証のデジタル作品、売買市場、日本でも始動、新興企業やメルカリ参入。
- そもそも消費者側からの需要がどれだけあるか?
- 複製可能なデジタル資産との競争が行われることになるので複製不可能な点での希少性・ブランド性をアピールがどれほど出来るかが注目点
- 現在はSNSでの共有目的での消費が進む中で共有と複製不可の対立をどう合わせていくか?共有出来ないという差別化点に重きを置く方が、不自由に共有出来るより強みを発揮出来ると考える
- 成功すれば電子書籍・音楽分野以外で絵師、写真、美術、有名人のサイン、動画、塾講義など芸術・教育・動画分野は必ず広がる分野
- 市場としては高所得者層の娯楽という立ち位置となるだろう
メルカリ、中高年つかむ、上場来初の通期黒字視野、成長加速、米で拡大焦点。
- 20〜30代に行き渡った状態で成長鈍化が懸念される中で中高年の利用が拡大して売上が前期比最大4割上昇する見込み
- 中高年の方が若者より1人あたりの取引件数や製品の金額が大きいのが売上高の大幅な伸びの要因のひとつ
- グローバルでの存在感を高めることを目指すがECサイト全体でのフリマ市場の小ささという課題がある
- ニッチ層→金払いが良い層というお手本のような市場拡大
- 中古品購入に対する障壁をどれだけ減らせるのかが拡大の鍵か?シェアリングエコノミーの拡大は中古品購入に対する障壁を減らすか?
- 製品の情報確認の制度を高める、欠陥品取引時の保証の充実で中古品に対する安心感を持たせることで新品購入しかしない層にアピール出来るか?