【日経メモ】2021年4月28日
川重、PCR1日最大12万件、ロボ活用、判定80分。
- 川崎重工がロボットによるPCR検査サービスを開始する
- 処理件数について、現在のPCR検査が1日8万〜10万件に対して川崎重工のPCR検査はフル稼働時に1日12万件を超える
- 検査時間について、現在のPCR検査が結果まで平均2〜3時間に対して川崎重工のPCR検査は80分程度まで短縮
- 繁華街、高齢者施設、空港で5月にもサービス開始の見込み
- 本業とは全く異なる分野での新規参入にAIの応用可能性を感じる
- 専門性部分をAIに依存できる場合、ビジネスの枠組みを考える能力があれば本業以外にも広い分野に参入可能性がある
- 今回のように専門分野の多くの企業が1年以上取り組んできたであろう問題を他分野の企業がそれを大きく超えるサービス提供する形はこれからも起こり得る
- 大企業のAI投資とAIを用いた分野を跨いだサービス提供がこれからも増えるだろう
「追跡型広告」転換期に、ネットの個人情報収集難しく、アップルが自主規制。
- アップルが自主的にアプリ使用時にデジタル広告市場に自身の個人データを提供するか否かを事前に選択する形式に変更
- 承認する人は3〜4割程度という予測がありターゲティング(追跡型)広告は転機を迎える
- 個人情報保護の流れを受けてすでにグーグルとアップルはウェブブラウザでの個人データのターゲティングを制限する方針を立てている
- フェイスブックは中小アプリ会社への影響を考えてアップルの方針変更を批判、グーグルとアップルはターゲティング広告以外の方法での自社独自の情報収集の可能性を探る
- ターゲティングによる情報の共有が無くなると膨大な情報を持つアップルやグーグルが有利な状況になる
- ターゲティング広告の制限に伴いグーグルのネット広告分野での影響力増大の懸念もある
- 自社に相対的な有利なルールをつくる戦略
- 公開情報を制限して困るのは大企業ではなく独自の情報資源の少ない中小企業